パチンコ店の感染対策

今回の記事は緊急事態宣言が解除後のパチンコ・スロット店の感染対策についてです。

先日、全国で緊急事態宣言が解除され営業再開のお店も増えましたが感染対策は店によって当然バラつきがあります。

緊急事態宣言が解除された後の感染対策が「できている店」と「できていない店」の違いをユーザー自身も見極めをして、お店選びができるようしたいところです。

感染対策ができているパチンコ店とは?

 先日、緊急事態宣言が全国的に解除され全国のパチンコ・スロット店も営業再開の流れがありますが、感染対策をしっかりと図りながら営業を始めなければいけないのは事実です。

パチンコ・スロット店は全国で9,000店以上あり、この全てが感染対策を十分にやっているかどうかは当然、疑問符がつきますし全てのお店を確認することもできません。

ユーザーはどうせスロット打つなら感染対策をしっかりしているお店に行きたいですよね。

ここで基本的な対策すべき項目を挙げてみます。

※赤字は特にお店に実施してもらいたい項目です

●入場の並び間隔、検温、消毒、マスク着用(遊技客へ協力のお願い)

●景品受け渡しのトレイ対応、並び間隔、飛沫防止シートの設置

●換気対策

●店内BGMの停止や低減

●従業員のマスク着用、手洗い、出勤前検温

●遊技台の消毒、消毒済みの掲示

●遊技台の音量低減

●遊技台の間引き

●台間の飛沫防止ボード設置

●喫煙室の人数制限

この中で何も感染対策をしていない、アルコールスプレーを入り口にポンと置いて終わりの店は意識が低いと言わざるを得ませんので行かないほうが賢明です。

今のコロナの環境下で営業を再開するということはお客様にできるだけ「安心感」を与える必要があります。

万が一「自分の店から感染者が出たら」というリスク管理の意識が高ければ対策は自然と行われますし、お客様を守るという行為が伝わってくると思うのです。

全てにおいて完璧な感染対策はできませんし、必要以上にウィルスを恐れる必要はありませんが感染のリスクがゼロではないので、ユーザーも最低限の項目をチェックをして店の選択をすることを、おすすめします。

隣の人との距離はどう感染対策するか?

お店にもよりますが遊技台の隣の人との距離はかなり近い店があるのは事実です。少し動いただけで肩と肩が触れ合いそうな店もあります。

遊技台の間隔が広い店でもさすがに2mの間隔はありません。こういったことから感染対策として考えられるのは

【台間の飛沫防止ボードを設置し間引きする】

これはもともとタバコの煙を防止するために設置されていた【分煙ボード】というアクリル板のことを指しています。

まさかこんなところで役に立つとは思いませんでした。

このアクリル板が設置されているお店は本当にラッキーです。但し遊技台を1台おきに停止【間引き】をするかはお店ごとにバラツキが出そうです。

そして飛沫防止対策のアクリル板が設置されていないお店は、仕方なく遊技台の【間引き】をせざるを得ないでしょう。

遊技台を1台おきに停止すると単純に総台数が半分になってしまいますから売り上げは下がります。

ここで店の目線とユーザー目線をできるだけ両立させるために遊技台の【間引き】はどのような方法がベストなのか考えてみました。

【パターン1】

スロット感染対策用レイアウト

これは典型的な何も考えていないパターンです。

人気機種の「沖ドキ」を半分も停止しています。これだと『2番台打ちたい!』などユーザーに不満を与えかねません。

あえて極端な例にしましたし、こういうケースは少ないと思いますが、万が一このような店があったら行くのは控えたほうがいいでしょう。

【パターン2】

スロット感染対策用レイアウト

自分がもし経営者ならこのようにします。不人気の機種を停止(もしくはバラエティコーナーで1台だけ稼働させる)して「沖ドキ」を稼働させます。

どうせ不人気の機種は少ししか稼働しませんのでこのほうが効率的ですしユーザーも喜ぶのでは?と思います。

最初にお店として絶対に停止したくない機種のランク付けが必要です。

●全台稼働させたい機種

●半分停止させる機種

●1台だけで十分。バラエティコーナーで稼働させる機種

●全台停止しても支障がない機種

と4つくらいに分類し何を稼働させ停止させるかのを決定します。基本的にどの店も似たような考え方で感染対策を行うのでは思います。

そして感染対策の社会的ガイドラインの緩和状況を見ながら少しずつ稼働台を増やしていくのがベストです。

抽選システムによる感染対策

まだ実施店が少ないですが「777コンパス」というアプリがあります。このアプリは「顔認証」システムで前日から入場や抽選の予約ができるものです

777コンパスアプリ

もともと朝の混雑の緩和や不正防止のためのアプリでしたので、今後の感染対策にも当てはまります。

これからはこの「777コンパス」のようなアプリが標準的な感染対策として需要が高まってくるかもしれませんね。

「777コンパス」に興味のある方はコチラへ https://www.777con-pass.net/

まとめ

急擬態宣言が解除されたからといって、すぐに元の営業に戻ってしまうようなお店はあまりおすすめできません。

むしろこれからが店の姿勢を問われる時期かと思います。

是非ユーザーの皆さんもしっかりとお店を見極めて遊技するよう心掛けてください。