今回はスロットの【6号機は勝てないのか?】について解説します。
『そもそも5号機と何が違うの?』『6号機は勝てないしオワコン?』
そんな疑問が当然あると思います。
今回も難しい説明を分かりやすく説明していきます。
6号機とは?
最近スロットを始めた方は『6号機って何?』という疑問があるかもしれません。
スロットは過去をさかのぼるとの0号機から始まり、それから1号機、2号機…最近の5号機。
そしてこれから突入するであろう6号機時代。ではなぜこれからは6号機なのか?簡単に説明します!
スロットは保通協という出玉性能を試験する機関があります。そこで基準を違反した台ではないかを審査され合格した台が市場に設置されます。
ですがメーカーはその規則の抜け道を見つけ台を製造します。
要するに出玉基準の盲点を見つけ「射幸性」がより高い台を出玉試験に通過させる訳です。
そのたびに警察庁から『射幸性が高すぎる!』とのお達しが出て基準が幾度どなく改正されてきました。
基準改正→メーカーが盲点を見つける→また基準改正→またメーカーが盲点を見つける…と歴史は繰り返されてきました。いたちごっこです。
メーカーからしたら『基準は順守しているから問題ないでしょ!』
とう言い分があります。確かにその通りです。盲点が見つかってしまうこと自体、基準に欠陥があるのですから。
そういうことが幾度も繰り返され、とうとう警察庁の逆鱗に触れてしまいました。
そして悲しいことに基準の盲点や抜け道が何も見当たらない、超スペックダウン基準が出来上がりました!それが【6号機】です。
こう書くとこれからのスロットは【なんの希望もない】イメージですが否定的ばかりなことではないと私は思っています。
その理由は後程説明しま。
旧基準機と6号機の違い
旧基準機との主な違い
旧基準機(5.0号機) | 6号機 | |
一撃出玉(リミッターあり・なし) | なし | 2,400枚 |
長期出玉率(機械割) | 120%未満 | 115%未満 |
1ゲームあたりの純増枚数 | 3.0枚未満 | 上限なし |
ボーナス獲得枚数 | 480枚 | 300枚 |
●一撃性
6号機は1回で得られる最大出玉は差玉で2400枚まで。衝撃のリミッター機能搭載です。一撃万枚はこれで不可能になりました。
どんなに調子がいい台でも2,400枚で一旦は強制終了になります。ユーザーからしたら大きい変更点でしょう。
●長期の出玉率(機械割)
8,000ゲーム消化した場合、期待値の差は1,200枚もの差が出る計算になります。
●1ゲームあたりの純増枚数
夜からしかスロットを打てないサラリーマンなどはプラスの変更点です。
2,400枚リミッターの壁はありますが、短時間で多くの出玉を獲得できる可能性が高くなったということですね。
●ボーナスの獲得枚数
ジャグラーなどのボーナス主体の機種は理論上最大で280枚まで減少します。結構大きいですね。
6号機のメリット
射幸性が低くなるということは、一撃性が減り大量のメダルを獲得しにくくなることは事実です。
しかしプラスに捉えた言い方をすれば、コイン持ちがよくなり低投資で長くあそべることにもなります。つまり大きく勝ちにくい反面、大きく負けにくい訳です。
●現状
1人だけが10万円プラス
●変更後
10人が1万円ずつプラス
こう考えるとそれほど悪い規制ではないのかもしれませんよ!
6号機は勝てないのか?
さて本題です。6号機は本当に勝てないのでしょうか?
もちろん今までのような大勝ちを求めたらそれは難しいと思います。更に旧基準機がまだ設置されている今は6号機で安定して勝つのは時期早々といえます。
(先日、コロナウィルスの影響で6号機完全移行は2021年の12月に延長されました。)
しかし2021年の12月、つまり6号機完全移行後となると全く話は別です。しばらくはかなり勝てる(勝ちやすくなる)状況になると考えています。
もし私自身が6号機完全移行を受け入れる立場だとしたら…どうするか?
久しぶりに真面目に考えました笑
そのまま何もしなければ客足は遠のきます。どうにかしてお客を繋ぎとめて、集客することをしなければいけばせん。
そして出た結論は…
【高設定をたくさん使う!】
です。えっ?そんなに単純な考えでいいんですか?という声が聞こえてきそうです…
はい。それでいいんです。ユーザーが6号機に慣れてもらうため、最初の数か月間はエサまき期間として頑張ります笑
幸いなことに6号機で設定⑤⑥を使ってもそれほど怖くありません。また、使ってみないと高設定がどんな出方をするか分かりませんし。
「バジリスク絆」や「押忍!番長3」の設定⑥に比べたらそりゃ安いもんです笑
もちろんこのような考えをする店は、体力のある大手のチェーン店に限られるかもしれません。
ですがこの6号機時代到来のピンチをチャンスと捉える店や企業は絶対にあると思いますよ。
今後は今まで以上に「店選び」が重要になってくるはずです。狙い目は2021年の11月~12月くらい…でしょうか。
もちろん今でも6号機の「リゼロ」や「バジリスク絆2」を大切に使っている店も狙い目です。今のうちから店の品定めもしておくとよいでしょう。
まとめ
スロットはこれからより厳しい局面をむかえていくことになるのは事実です。
昔のユーザーからしたら物足りなさを大きく感じ、スロット離れは加速していくことが予想されます。
その状況を真剣に考えてチャンスと捉える店は、6号機もきっと大切に扱うはずです。
今回のポイントです。
6号機は
●大幅にスペックがダウンして射幸性が低下
●2,400枚のリミッター付き
●純増枚数の制限はなし
●6号機完全移行後は店選び次第で勝率アップ