スロパチステーション(スロパチ)の取材イベントについて解説していきます。
いそまる氏や、よしき氏などの人気ライターや、あつまる君やかたまる君などのキャラクターが来店することで取材イベントがランクアップするという特徴があります。
スロパチステーションの取材
スロパチステーションの特徴について触れておきます。
スロパチの最大の特徴は非常にお客さんを大切にしている点で、盛り上がらないような店は次からイベントを開催できないペナルティがあり、スロパチの公式サイトで叩かれます。
お店としては影響力の高い媒体に叩かれるのは怖いのでイベントを盛り上げようとします。そこまでしてもお店がイベントを開催する理由は、やはりスロパチの集客力が高いからでしょう。
そのような背景から「スロパチ=熱い」というイメージがお客さんたちに浸透してきました。初期の頃よりお店に対しての基準も緩和されているようですが、まだまだ期待できる取材イベントといえます。
潜入取材
「分岐営業」とは、お店の利益がプラマイゼロになるように調整する営業方法です。
専門的な言い方をすると、等価交換のお店では10割営業以上、非等価の5.6枚交換では11.2割営業以上です。
簡単に言えば「お店側が利益ゼロ」以上、つまり赤字を強いられます。
お店の設定担当者がプラマイゼロを狙っても想定していたよりも出ないことがあるため、余裕をもってお客さんが勝ちやすい設定を入れてくる傾向があります。
この「潜入取材」がスロパチステーションの一般的な取材イベントで開催頻度も多いのですが、スロパチのライターさんやキャラクターが来店するとより熱いイベントに昇格します。
設定の入れ方に関して細かい縛りはありませんが全台設定⑤⑥の機種が絡むことが多くなります。店によっては全⑥機種も珍しくありません。
潜入取材 光
潜入取材 光はジャグラーシリーズの取材イベントで、ペカることから「光」と名づけられたようです。
ジャグラーシリーズ以外にも、ハナハナシリーズや沖ドキシリーズも対象としてスタートしました。
その後、ペカらないAT・ARTタイプの5号機にも条件が拡張され、最近では6号機なら普通に選ばれるようになっています。
設定の入り方はお店によってバラバラですが過去のデータを見ると、主に以下の2つが多くなっていました。
- メリハリのない店は設定③④が中心で全体的になんとなくの出玉
- メリハリ型の店は設定⑤⑥を中心に1/2くらいの高設定を投入
潜入取材光の結果を集計してみた結果、いくつかの傾向が分かりましたので下記の記事を参考にしてください。
スロパチ「光」の結果と狙い方
潜入取材 メガテン
- 人気機種に6台並び設定⑤⑥を均等配分
- スロット総台数の8%、3台並びで設定⑤⑥を均等配分で設置
目が点になるほどの出玉から「メガテン」と名付けられたようです。6台並び以外にも3~6台程度の機種に設定⑤⑥が入るので、朝イチに番長やバジに座れなくても十分にチャンスはあります。
また、過去の開催データでは、バラエティコーナーにも5~6台並びで使われていました。
スロパチ あつまる
「あつまる×スロパチ潜入取材」という形でマスコットキャラのあつまる君が来店するイベントです。
分岐営業とはお店の利益がプラマイゼロになるように設定を入れる営業方法ですが、スロパチステーションからはもっと強いプレッシャーを与えられます。
あつまるの条件
スロパチからは下記の条件を突き付けられます。
- スロット全体で赤字になること
- 閉店後に差枚データを見せること
- お客さんが喜ばないような結果だった場合は次回のイベントは開催できない
私も設定を担当していたときに「もし出なかったら次はないですよ」とガセらないように念を押されました。
スロパチは非常に厳しい姿勢でイベントを開催するので、次の開催予約をしていてもキャンセルされてしまいます。
また、閉店後に全ての台の差枚(収支)のデータを提出させられます。当然ながらお店がガセらせにくい仕組みになっているので信頼度は非常に高い取材イベントです。
あつまるの狙い方
あつまる×スロパチ潜入取材は分岐営業ということ以外に細かなしばりはありません。全台系とか末尾系とかは含まれていないため、設定の使い方はお店側の判断に任されています。
どのように高設定を入れてもいいのですが、一定の傾向があります。一般的に設定の担当者は下図のような設定の入れ方はしません。
設定の担当者はギリギリ分岐営業にしようとは考えず、スロパチの強いイベントであることを強調したいので、下図のように全台系を多用する傾向があります。
2つの図は分かりやすいように極端に描きましたが、バジ全⑤⑥とか番長全⑤⑥などお客さんに強い印象を与えるように配置してきます。
バラエティーコーナーについては例外的に飛び飛びで入ったりしますが、あつまる×スロパチ潜入取材は基本的に全台・並びで高設定が入ることが多いと考えてください。
あつまる君が来店すると期待度大
潜入取材 結 かたまる
(台数はお店の総台数により変化)
高設定が並ぶ塊系の取材イベントです。
⑤⑥⑤⑥⑥⑥…などの高設定が6台連続で並び、何か所になるかはお店の総台数で変化します。
6台並びの個所数の調べ方は、
例えば総台数が450台のお店では【450台×10%÷6=7.5か所】(20スロのみが対象です)
小数点は切り上げなので計8か所の6台並びになります。
ただし、最近は条件を緩和したのか、小数点以下を切り捨てて開催しているお店もありました。出ている台の近辺に狙いを付けて座ればいいので、お客さん側からすると立ち回りやすいイベントといえます。
また、6台並びの条件は台番号が連続していればいいので、機種を跨いで6台並びになったこともありました。ジャグラーからバラエティで6台連続することもあります。
かたまる君の来店でイベントに影響があるか調査中です
開催店舗にはマスコットキャラのかたまる君の着ぐるみで来店しますが、過去のデータを見るとイベントが強化されている様子はありません。
かたまる応援地区
潜入取材 トレジャー とれまる
7番台、17番台、27番台のように下一桁が同じ台に設定が入ります。ただ、全ての台に高設定が入るわけではないので、ハズレ末尾も存在します。
機械割105%なので、特定末尾を設定④メインにして、設定⑥をほとんど使わなくてもイベントが成立します。逆に設定⑥をメインにするとハズレ末尾が多くなり、どちらも一長一短で設定担当者の好みが出そうです。
そこまでの強さはありませんが媒体の信頼度もありますし、末尾系のイベントが好きな方はご自身のラッキーナンバー狙ってみるのもいいでしょう。
ちなみに設定を入れる側からすると、比較的扱いやすい(利益を調整しやすい)イベントです。開催店舗にはマスコットキャラのとれまる君の着ぐるみが来店しますが、あつまる君のようにイベントの期待度は変わりません。
スロ子パチ子来店
- 設置台数の10%以上に設定⑤⑥
- 4台並びの設定⑤⑥が4か所以上
スロパチステーションのマスコットキャラに扮したコスプレイヤーさんが来店します。
「パチ子」が来店するものの、スロットのみが対象のイベントです。
主に、3~4台程度の設置機種を対象に⑤⑥が入り「4台全勝」のようなケースが多く見受けられました。
いそまる来店
スロパチステーションの人気ライターのいそまる氏が来店する取材イベントです。
スロパチ潜入取材に同行する形で来店し、いそまる氏自身も実践します。すでに潜入取材自体が分岐営業なので、プラス「全台系多数」となっています。
【潜入取材】
- 等価交換のお店では10割営業以上
- 5.6枚交換のお店なら11.2割営業以上
いそまる氏が来店することで「全台系多数」を追加したイベントになります。過去のデータをみると、全台系の対象となる機種は主に設置台数2~4台の機種が選ばれていました。
また、お店の規模にもよりますが、番長ZEROのように10~20台ほど設置している人気機種も選ばれたこともあり、平均回転数と平均差枚をみると設定④⑤⑥が入っていたと思われます。
すでにスロパチの取材イベントで実績のある店舗にしか来店することはありませが、開店前に1,000人以上が並ぶことがあるスロパチ最強の取材イベントです。
※ いそまる氏が来店したときの実践結果は後日YouTubeにアップされます。
よしき来店
スロパチステーションの人気ライターのよしき氏が来店する取材イベントです。
他の潜入取材に同行する形で来店し、よしき氏自身も実践します。内容はいそまる氏と同じで、潜入取材の分岐営業に、よしき氏が来店することで全台系多数がプラスされます。
もちろん、過去に高評価を受けたお店にしか来店しない点もいそまる氏来店と共通です。スロパチで最も強いイベントの一つで、新規グランドオープン並みの出玉になるため朝から1,000人ほど並ぶことも珍しくありません。
認知度も高く、もしガセった場合は店の信頼を失うのでほぼ安心していいイベントです。
※ よしき氏が来店したときの実践結果は後日YouTubeにアップされます。
じゃんじゃん来店
じゃんじゃん氏はスロパチステーションの期待の新人ライターさんです。スロパチのライター募集オーディションにみごと合格し、いそまる氏やよしき氏に次ぐ人気演者になることが期待されています。
じゃんじゃん氏は「じゃんじゃんレポート」というパチンコの取材イベントを持っていますが、潜入取材「結」で来店することがあるので、そのときはもちろんスロットが対象となります。
潜入取材「結」の6台並びの塊数の調べ方は、
例えば総台数が450台のお店では【450台×10%÷6=7.5か所】(20スロのみが対象です)
上記の計算で6台並びの塊数は分かるのですが、じゃんじゃん氏の来店によって増加は見られませんでした。
開催データからは全⑥のようにも見せませんでしたので「結+分岐営業」のような条件があるのかもしれません。
じゃんじゃんレポート
じゃんじゃん氏が来店するパチンコの取材イベントです。じゃんじゃん氏はパチンコが好きで、スロパチのオーディションでもパチンコの方が得意と言っていました。
れんじろう来店
れんじろう氏は「れんじろうレポート」というパチンコの取材イベントを持っていますが、潜入取材「結」で来店することがあります。
潜入取材「結」の6台並びの塊数の調べ方は、
例えば総台数が450台のお店では【450台×10%÷6=7.5か所】(20スロのみが対象です)上記の計算で6台並びの塊数は分かるのですが、れんじろう氏の来店によって増加は見られませんでした。開催データからは全⑥のようにも見せませんでしたので、他に強化されるポイントがあるのかもしれません。判別次第、更新します。
れんじろうレポート
れんじろう氏が来店するパチンコの取材イベントです。
ぱちまる襲来
「BOX(ボックス)」とは通路を挟んで向かい合う2列のことをBOXと呼びます。これが2ボックスなので、計4列が熱くなるイベントです。
「ボーダー+2回転」は、条件によって異なりますが1時間回して700~1,000円ほどプラスになると考えてください。過去のデータを見ると、全ての台がプラスにはなりませんが勝率7~8割で、平均+8,000玉ほど出ています。
ただし、平均+500~1,000玉程度で閉店を迎えるお店もあるので、中には出し渋るお店もあることを覚えておいてください。
型破りパチ取材
上記のぱちまる襲来と似ていますが、1つのBOXと、BOXにならない2列が熱くなる取材イベントです。
使われる台数は同じですが、お店側の自由度が上がる特徴があります。型破りパチ取材の内容は、ぱちまる襲来よりも少し弱くなります。
スロパチ広告とは
スロパチ広告は、規制によってイベントを表立ってできない東京都内で始まった隠しイベントです。その後、徐々に対象地域が広げられ、今では関西、中国、四国、九州、沖縄でも開催されるようになりました。
スロパチステーションの公式サイト内で表示される広告で確認できます。
②取材結果の記事を開くと下記のようなバナーが出ますのでクリック。
※バナーが出てこないときは店舗を変えて試してみてください
③店名がずらっと並びますが、最初に出てくる白い2本線に注目
④いちばん上に表示されている店舗から最初の白い2本線までが、対象店舗になります。
※画像の場合だと3店舗が対象
隠れイベントなのでスケジュールを確認するのに少し手間がかかりますが慣れれば難しくありません。
※スロパチ広告のスケジュール確認方法ですがコロコロ変わるので、変更がありましたら都度更新します。
スロパチ赤広告
(台数はお店の総台数により変化)
スロパチ広告が赤(正確には茶色に近いスロパチステーションのテーマカラー)はスロットのイベントであることを示しています。「結」と全く同じで6台連続の塊が複数になります。
開催される地域でイベント名が変わるだけなので【結=スロパチ広告・赤】という認識で大丈夫です。
スロパチ黒広告
スロパチ広告が黒いとパチンコのイベントであることを示しています。
ぱちまる襲来や型破りパチ取材と同じ位です。お店の本気度によって2BOXや全台系にもなります。スロパチ広告・赤と同時開催になることも少なくありません。
W開催のお店では赤と黒が別々に表示されるときと、1枚に赤と黒の2色で表示されることもあります。1BOXの対象になるのはメイン機種が選ばれるケースが多いようです。慶次漆黒、北斗無双、餓狼月虹、源さんが狙い目になります。
スロパチ青広告
スロパチ広告が青(正確には水色に近い)は来店イベントであることを示しています。
いそまる氏か、よしき氏が来店する強いイベントです。現在、詳細を調査中ですが、もしかすると下記↓の「いそまる・よしき来店」イベントと同じ可能性もあります。