アイムジャグラーの設定の使い方教えます!

今回は「アイムジャグラーの設定の使い方」について解説します!

【設定はどんな考えで入れているのか?】

【設定⑥は実際に使っているの?】

など自分自身の経験を基に分かりやすく解説します。

アイムジャグラーシリーズの違い

アイムジャグラーシリーズは現在設置されているだけでも4種類ほどあります。

アイムジャグラーEXの筐体

※上から導入古い順

●ニューアイムジャグラーEX-KT

●ニューアイムジャグラーEX-KA

●アイムジャグラーEX Anniversary Edition

●アイムジャグラーEX-AE

ジャグラージリーズの中でも設置店、設置台数も多く人気がありますが種類もたくさんあってよくわからない…という人も多いかもしれません。

しかし大丈夫です。現在設置されているアイムジャグラーシリーズは全てスペックもリール配列も同じで違いはありません。

違いがあるとすればパネルのデザイン、発売時期、先告知、後告知の確率くらいです。

社員A
けどスペックが同じなのにどうして何種類も発売しているのですか?
masato
それにはちょっとした理由があります。簡単に説明しますね!

 

北電子は人気があるジャグラーは検定期間・認定期間が切れる前に、同じスペックの機械で検定を取得することが非常に多いです。

例えばですが…

①ジャグラーAという人気機種があるとします。もうすぐ検定・認定期間が終了します。

②北電子はジャグラーAの検定・認定期間が切れる前に全く同じスペックのジャグラーBの検定を通してきます。

③ジャグラーBの検定・認定期間が切れる前にまた同じスペックのジャグラーCの検定を通しておく。

※同じ型式(名称)では検定は通らないので微妙に機種名が変わります。

 

masato
このような流れの中で複数の同じスペックのアイムジャグラーがある訳です。
社員A
人気のある機種が設置期限切れで撤去されても、また同じスペックの機種があればユーザーも困らないですね。
masato

北電子としてもジャグラーのシェアが他のメーカーに奪われないようにするための対策といえます。

参考までにマイジャグラーⅢとマイジャグラーⅣも全く同じスペックなので同じ理由かと思います。

アイムジャグラーシリーズの設定状況

スペック

まずアイムジャグラー(ここではEX-AEとします)のスペックは以下になります。

(どのシリーズでもスペックは同じです!)

設定BB確率RB確率合成確率機械割
11/287.41/455.11/176.295.9%
21/282.51/442.81/172.596.7%
31/282.51/348.61/15698.7%
41/273.11/321.31/147.6100.8%
51/273.11/268.61/135.4102.8%
61/268.61/268.61/134.3105.2%

 

設定リプレイチェリーピエロとベルブドウ
11/7.31/33.571/1092.271/6.488
2
31/33.37
41/33.23
51/33.03
61/6.182

 

設定毎のBB確率とRB確率に注目して見ると…

●BB確率の設定差の幅が小さいため、BB確率での判別は難しい。

●小役確率も判別に使うにはある程度の試行回数が必要。

など正直アイムジャグラーシリーズは設定判別が難しいです。

ブドウの確率は設定⑥だけ優遇はされていますが、そもそも設定⑥が常にあるとは限りませんし、あまり現実的ではありません。

なのでユーザーは設定差のあるレギュラー確率を頼りに判別するしかありません。

しかもこのレギュラー確率がクセ者で

●設定①と②⇒同じようなレギュラー確率

●設定③と④⇒同じようなレギュラー確率

●設定⑤と⑥⇒全く同じレギュラー確率

 

masato
アイムジャグラーシリーズは設定が6段階ありますが、実質は3段階しかないに等しいスペックかなと思います!
社員A
一応表向きは設定6段階あるけど…設定①と②の区別とか本当に分からなそうですね…
masato
ですので設定を入れる側(私個人です)としてはある程度の入れ方は決まっていましたよ!

偶数設定は使わない

私自身はアイムジャグラーに偶数設定は最初の頃に少し使っただけでその後は、ほぼ使いませんでした。

理由としては先ほど説明したように判別がしにくいからです。

『設定①と②のどちらなのか?』

『設定③と④のどちらなのか?』

『設定⑤か⑥のどちらなのか?』

さっぱりユーザーには分からないことが多いのです。

※下の表は実際のアイムジャグラー計12の各設定毎の週末データー(土)を抜粋したものです。

設定台数IN枚数実際の機械割
12台10,564枚
IN枚数ほぼ同じ
95.6%
22台10,600枚96.8%
32台13,402枚
IN枚数ほぼ同じ
98.9%
42台13,101枚101.2%
52台18,651枚
IN枚数ほぼ同じ
102.0%
62台18,750枚104.8%
masato
IN枚数に注目すると設定①と②、③と④、⑤と⑥が同じくらいの枚数です。
社員A
設定⑤より⑥のほうが機械割は高くなるけどIN枚数はあまり大きく差がないですね。
masato
そうです。設定①と②のIN枚数が変わらないなら設定①のほうが利益も取れる。設定④も同様です。どうせお客さんに伝わらないなら、利益の多い設定③を使いましょうということです。設定⑥も使わずに⑤十分という考えです。

 

社員A
なるほど。IN枚数が変わらなければ稼働も変わらないから…店側はアイムジャグラーは奇数設定のほうが都合がいいのですね。
masato

中途半端に設定②④⑥を使うなら、その分設定①③⑤を使いながら運用するほうが

利益の調整もしやすいです。

 

設定の入れ方の一例

次に実際の設定配分の例を紹介します。

※アイムジャグラー20台設置の店で機械割100%調整の場合

●設定①:3台

●設定②:0台

●設定③:11台

●設定④:0台

●設定⑤:6台

●設定⑥:0台

 

masato
設定③しか入れないと全体のIN枚数が伸びないので設定⑤も1/3弱ほど入れるのがポイントです。場合によっては設定⑤を減らして⑥を入れるのもありです!

 

まとめ

今回のポイントは

●現在設置されているアイムシリーズは全て同じスペック

●偶数設定は使わない店が多い?

です。補足ですがアイムジャグラーシリーズは人気がありますが設定⑥でも機械割が105.2%で通常の機種の設定④~⑤くらいのスペックしかありません。

勝ちにこだわる人は設定①の機械割が97%のファンキージャグラーやゴーゴージャグラーのほうがいいかもしれませんね。

注)内容はあくまでも私個人の主観によるものです。実際の内容は店の状況によって変化するのでご注意ください