スナイプ系は特定の末尾に高設定が入る取材イベントです。アツ姫の中ではオルトロス系やNARABU系と並んで古参のイベントで、バリエーションも増え続けています。さっそっくスナイプ系の狙い目を解説していきましょう。
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スナイプ系は特定の末尾が高設定になるイベントです。「末尾」とは台番の下一桁を指し、同じ末尾の台に高設定が入ります。
例えば「末尾7」なら、7番台や17番台、27番台など下一桁が7の台に高設定になります。ある島だけがお祭り騒ぎになることはなく、いろいろな機種に高設定が入りやすいという特徴もあります。
それと、上記の「高設定」は設定⑤⑥を指していますが、過去の開催データをみると等価交換のお店では設定④が許容されていることが濃厚です。下記の項目には設定④を加えていますが、非等価のお店の場合は④を使わない優良店がある可能性もあります。
また、イベント名から内容を推察することもできます。
ダブル
ダブルスナイプやダブルプレミアムスナイプのように「ダブル」が付くスナイプ系は2つの末尾が高設定の対象になります。単純に高設定が2倍になるのでツモれる可能性も上がるはずです。
プレミアム
プレミアムスナイプやプダブルプレミアムスナイプのように「プレミアム」が付くスナイプ系は設定⑥限定になります。他のスナイプ系は設定⑤も使われるので、プレミアムが付くイベントなら勝率や安定感に差が出るでしょう。
スナイプ
50%の確率なので店側も設定を使いやすい内容です。ただ、必ずしも設定⑥を入れなければならないという条件ではないため、設定④⑤ばかり使われると判断が難しくなります。
この点は、プレミアムスナイプの方がもちろんおすすめですが、開催数を考慮するとチャンスが限られてしまうので歯がゆいところでもあります。
ダブルスナイプ
「2種類の特定末尾」とは、下一桁が「3と7」とか「1と9」のように2種類の末尾を狙えるということです。
「ダブル」と名付けられている分、チャンスも2倍になりますがお店側としては予算の問題もあるせいか、設定④が多く使われているように見えるケースが少なくありません。
ロイヤルスナイプ
設定⑤⑥が対象になので、設定⑤しか使わなくても場合でも約束を破ったということにはなりません。反っている⑤が多いと見抜くのも難しくなるタイプなので機種の特徴(設定⑤の挙動)を知っていると有利です。
上記のダブルスナイプと高設定の台数は同じになりますが、ロイヤルスナイプの方が早い時間帯に特定の末尾がバレてしまうため、お店側としては開催しにくいはずです。
実際、何年も前からあるイベントですが開催数はあまり多くありません。私が設定担当ならやはりダブルスナイプの方が使いやすいと考えます。
プレミアムスナイプ
同じ末尾系でもプレミアムの方は「50%の確率」なのでロイヤルよりも高設定の台は少なくなります。だだし、設定⑥に限定されるのでガセイベントにしづらい特徴があります。
スロットを300台設置しているお店なら特定の末尾に15台の設定⑥が入る計算です。設定⑥の機械割が高過ぎない機種が狙い目になるでしょう。
ダブルプレミアムスナイプ
スナイプ系で最も強力なイベントです。その分、開催数も多くありません。
縁起を担いで下一桁「4」や「9」の台番を使わないお店だと高設定が多くなり過ぎてしまうため、開催しづらいイベントになるはずです。開催される可能性があるとすれば、下一桁「4」や「9」の台番も使っているお店に限られるでしょう。
スナイプ系の狙い目
出ている台の前後20番目
ロイヤルスナイプ以外のスナイプ系は特定の末尾に対して50%の確率で高設定が入ります。つまり「末尾7」なら全ての下一桁7の台が高設定になるわけではありません。
設定担当者には満遍なく配置しようという心理が働くため、出ている台の前後20番目が狙い目になるのです。
例えば、下記のようになります。
007:高設定
017:ハズレ
027:高設定
037:ハズレ
047:高設定
057:ハズレ
067:高設定
077:ハズレ
087:高設定
47番台が朝一で出始めたとしたら、27番台や67番台に高設定が入る傾向があるのです。実際には、ここまでキレイに配分されることは稀ですが、やみくもに座るよりもツモれる確率はアップするはずです。
目立つ台と同じ末尾
スロットのフロアは2階だったり地下だったりしますが、階段を上がった目の前にある目立つ位置の台は狙い目になるのは言うまでもありません。
多くのお店では、この位置に人気のある機種を置く傾向があり、開店直後は席を確保するための激戦になりがちです。
もし、その台を確保できなくても嘆く必要はありません。先にも説明したように前後20番目の台を狙えばよいのです。
迷ったときの過去データ
過去の開催データを集計してみたところ、選ばれやすい末尾と、選ばれにくい末尾に大きな差があることに気付きました。下図は、これまでに開催されたスナイプ系の末尾を集計した円グラフです。
最も多く選ばれたのは末尾3で、二番目は末尾2でした。逆に、最も選ばれなかった末尾は1、二番目は末尾0です。
選ばれた数字は15~16%になりますが、選ばれなかった数字は4~5%なので3倍以上の差が生じています。もしかすると心理学的な影響があるのかもしれません。
設定担当者の立場だと「簡単にお客さんが末尾を特定しにくい数字は何だろう?」と考えたときに選びやすい数字があるのではないかといったことです。ただ、私は心理学者ではありませんので分析は差し控えておきます。
過去のデータから言えることは、
「もし朝一で特定の末尾に迷ったら、2と3と8から選べ」ということです。逆に「0と1と9は避けろ」といえるかもしれません。
これは、あくまでも過去の開催データなので、明日のスナイプ系には必ずしも当てはまらないかもしれませんが、長い目で見れば、このような確率に収束する可能性は否定できません。
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