スロットを打つ時に設定変更をしたかって誰だって気になりますよね?
設定をいくつにした(設定①から⑥にしたとか)とかは分からなくても
「変更なのか?据置きなのか」を見分ける方法はスロットには存在します。
設定変更を見分けることのメリットは
・前日に高設定だった台が変更されなかった場合は高設定
・前日に低設定だった台が変更されなかった場合は低設定
という理屈が成立しますので有効な立ち回り方法になります。
今回はそんな設定変更の見分け方を実用的なものから古典的な方法までいくつか紹介していきます。
設定変更の方法
まず最初に店側が設定変更をする際の手順を説明します。
手順を細かく覚える必要はありませんが、簡単な概要だけ知っておくと役に立つことがあります。
- 本体の電源スイッチをOFFにする
- 設定キーを差して右に回しておく
- 本体の電源をONにする
- 現在の設定がクレジット部に表示される(筐体により表示部は異なる)
- 設定ボタンを押して好きな設定を表示する
- レバーを1回たたくと設定が決定される
- 設定キーを左に回して元の位置にする
これで設定変更は終了です。この一連の流れでユーザーに関係しそうなことは
●内部は基本リセットされる(高確率状態、天井ゲーム数など)
●クレジットにメダルが残っていた場合は消去される
●本体の電源が一度OFFされる
上記3つは設定判別をする上で役に立ちます。理由はこの後、説明していきますね。
設定変更を見分ける方法
設定変更を見分ける方法(以下判別方法)をいくつか紹介します。
注意点として紹介する方法は全台リセットが行われている店は全て対象外になります
リールガックン
実用度★★★★☆
方法も簡単で多くのユーザーが実施しているポピュラーな判別方法です。
朝から打てるユーザーであれば1回転目のリールをガックンチェックすることで判別が可能です。
個人的にこの判別方法はとても苦手です。違いが分かるときと分からない時があるというか…同じ人いませんか?笑
宵越しリセット
実用度★★★★★
かなり有効な判別方法で当日1回目の当たりが当選したゲーム数から判別します。
例を挙げてみましょう。
天井が1,000ゲーム、前日の最終ゲーム数が700ゲームだったとします。
当日その台が1回目の大当たりまで300ゲーム以上ハマっていれば、天井を超えたゲーム数になるので設定変更と判断することができます。
この方法は前日の最終ゲーム数を把握しなくても、最近はデータ公開をしているアプリやサイトもたくさんありますので調べることができます。
わざわざ閉店前にメモ帳を片手に店内をウロウロする必要はありません(昔はたくさんそういう人がいました)
また、自分で当日打たなくても他の人が1回目に当選したゲーム数さえ分かればいいので楽です。
スマホさえあれば仕事中でも判別できますね笑
機種によっては朝イチの挙動でも判別できるものもあります。
チャンスゾーンや前兆の演出などで、何となく据え置きか変更かを予測します。
機種についての知識も必要ですが、スマホで調べれば情報はたくさん出てきますので普段からちょっとした疑問は調べるクセをつけておくといいですね
注意)ノーマル機では宵越しリセット判別は不可。AT、ART機が有効です。
台の横に紙を挟む
実用度★☆☆☆☆
古典的ですが昔はよく行われていたようです。
スロットを遊技して帰る時に、台の横、扉と台の隙間に目立たないよう紙をこっそり挟んでおきます。
扉を開けると仕込んでおいた紙が落ちるので、翌日に紙が挟まっていなければ設定変更されたという判別ができます。
挟む紙が大きいと店員にバレるので、タバコの銀紙を使用することが多いようです。
元従業員の立場からすれば物的証拠も残ってしまうし、出入り禁止になる可能性もあるので実際に行うのはおすすめしません。
ちなみに設定変更をしなくても台の扉を作業などで開閉する店には無効です。
メダルを台に1枚投入しておく
実用度★★☆☆☆
閉店時にメダルを1枚だけ台に投入しておきます。
設定変更されるとクレジット内のメダルは消去されるので、翌日も1枚残っていれば据置き、消去されていれば変更です。
対策されていなければ手軽で簡単な方法ですね。
レア小役を揃えておく
実用度欲★☆☆☆☆
実際に私が働いている時に確認できた内容です。
閉店ギリギリの時間帯にレア小役を引いて1ゲームだけ回してやめ→翌日に液晶の演出がザワつけば据置き、そうでない場合は設定変更という内容です。
その時はよくぞまぁ…そこまでやるなぁと感心しました笑
液晶デモ画面のズレ
実用度★☆☆☆☆
スロット本体の電源は、個別に1台1台の電源を切ったり入れたりする訳ではなく主電源を入切して一括で管理している店がほとんどです。
その為、朝イチの状態ではデモ画面は同じ機種であれば、同期して同じ画面になります。
もし液晶デモ画面にズレが生じていた場合は設定変更か、台の故障対応であったりと何かの理由があって本体の電源を切った可能性があります。
朝イチの液晶のデモ画面を意識してチェックしてみるのもいいですね。
但し大抵のパチンコ店は設定変更の作業を遅番の時間帯に行い、電源を一括OFFして帰宅→翌日早番で電源を一括ONするのであまり期待せず参考程度にしたほうがいいでしょう。
普段通っている店の対策を把握する
ここまでいくつかの判別方法を紹介してきましたが、普段自分の通っている店は設定変更を見抜かれない対策をしているかを把握しておくことをおすすめします。
全台リセットの店
全ての判別方法が効きません。
実施している店はどれくらいあるかは分かりませんが、対策が面倒だと思う店はやっていない傾向です。
設定変更後に全台1枚(3枚)がけをしている
全台1Gだけ回すのでリールがガックンしなくなります。
設定変更後に全台7揃えをする
1枚がけとは逆にリール1回転目に不自然な回り方をするため設定変更の判別が困難になります。
このように店によって有効な判別方法も違ってきますので自分にあった判別方法を知りましょう。
まとめ
今回は設定変更の見分け方を紹介しました。
古典的なものもありましたが、実用的なものは
- リールガックン判別
- 宵越しリセット判別
です。他の判別方法はデータ公開が一般化されてきている現在はさほど実用的ではありません。
こんなものもあるんだなぁという程度に捉えていただければと思います。